愛知県半田市で羽毛布団なら【ふとんのヤマハン】

羽毛布団は1万円台から西川など有名メーカーになると数十万円とするものまで価格帯があり何が良い羽毛布団か迷われると思います。

 

「なぜここまで価格差があるのか。」

 

まず、羽毛布団の要のダウンを採る水鳥の種類が一つ、良い飼育環境で育てられた水鳥であるか、採取したダウンを丁寧に洗浄されているかによります。そしてより寒い地域のダウンはより大きくなり良いダウンとされます。

 

そのダウンボールの間に体温で暖められた空気を閉じ込めるのでダウン率が高いほうがより暖かく、よりしっかりダウンが充填されていることがより長く使う上で重要になってきます。充填量が少ないと年数の経過とともに膨らみが無くなってきます。

 

次にダウンを包む側生地も重要になります。側生地の重さは良いものほど軽くダウンを押さえないのでダウンの膨らみを阻害せずダウン本来の膨らみを最大限にします。軽い側生地は襟元の隙間を少なくして暖かい空気が逃げるのを防ぎます。また、寝返りによる側生地の擦れる音による睡眠を妨げるのを防ぎます。

 

そして、これらを合わせて羽毛布団として最大限に膨らみを持たす縫製の仕方によってよい羽毛布団かどうかが変わってきます。

 

逆に1万円台の羽毛布団は使われるダウンは小さく、洗浄は簡易になるため匂いの問題が残ります。ダウン比率も低く充填量も少ないので膨らみや長く使う上で暖かみも落ちます。側生地もポリ繊維を多く含み湿気を逃がしにくくムレ感の原因になります。側生地も硬いので擦れる音が睡眠を妨げます。

 

専門店として暖かさを犠牲にしない基準以上の羽毛布団を揃えています。また、住環境や体質に合う羽毛布団の厚みもご提案させていただきます。サイズをオーダーで仕立てる事もできます。

羽毛の種類

羽毛ふとんに使われる羽毛の種類はガチョウとアヒルの羽毛を使っています。一般的にガチョウとアヒルの体格の違いから取れる羽毛の大きさが違うためガチョウの羽毛のほうが大きく保温性や耐久性がアヒルの羽毛よりも優れています。また、ガチョウの中でも親鳥から取れる羽毛はヒナを守るためより羽毛が大きくなるため通常のガチョウより希少で羽毛ふとんで使われる中で最高の保温性や耐久性があり羽毛を10年以上使っても膨らみの低下は少なくより長くご使用いただけます。

羽毛の産地

羽毛の主な産地は、中国・ハンガリー・カナダ・ポーランド・フランスなどが代表的な国です。一般的にはより寒い地域や寒暖の差が激しい地域で採れた羽毛が高品質といわれています。同じ国で採取された羽毛でも地域や飼育環境や飼育期間により品質が異なります。また、ダウンベルトといわれる北緯50度あたりの地域が高品質な羽毛が取れます。 その中でもポーランドとハンガリーは、国策事業としてダウンの品種改良に努めてきた歴史と、水鳥を飼育するのに適した優れた自然環境に恵まれているため毎年高品質な羽毛を産出しています。

ダウン率と充填量

当店で取り扱っている羽毛布団の種類はダウン率は最低でも85%以上の商品で充填量も最低でも1.2kg以上しっかり入っている商品で1.3kgを基準に取り揃えています。これは、より膨らみが出やすく長くご使用になっても膨らみが落ちにくいようにするためです。長くご使用になる場合にはダウン率は90%以上を一つの目安として選ばれるとより軽く・快適にご使用頂けます。

側生地の品質

羽毛布団を選ぶときにダウン率で選ばれ、カバーを掛けるので何でもいいと言われる方がいらしゃいますが、側生地の品質ははダウンの膨らみを最大限に活かすには欠かせないものになります。側生地の役割は通気性・保温性・吸湿性・放湿性・軽量化など非常に重要になります。また、素材も綿素材100%が良く綿の比率が低くなるにつれて側生地の役割は低下していきます。

羽毛布団の仕切り構造

羽毛布団のキルトには様々なキルトがありより高品質なダウンを充填する羽毛布団には膨らみが出やすいキルトや偏りが出にくい・偏りが出ないようなキルト、体のラインに合わせてフィット感を出すキルト、羽毛が偏りやすい襟元を細かいキルトなどを採用することでダウンの膨らみを最大限に活して羽毛布団にしています。

羽毛布団の種類

冬掛け

1.2~1.4㎏

厚手タイプ

一般的に羽毛布団と言えば冬に使えるしっかりボリュームあるものです。

0.3~0.4㎏

薄手タイプ

肌掛け

羽毛布団で最も少ない羽毛で主に夏に使える薄さになります。洗えるようになっているものが多いです。

中手タイプ

0.7~0.8㎏

合掛け

冬のタイプよりも少ない羽毛で暑がりな方、年間を通して重ねて使いたい方向きです。

1.2~1.4㎏

合掛け+肌掛け

2枚合わせ

合掛けと肌掛けを合わせて冬も使えるものになります。気温に合わせて組合せできます。冬掛けよりも重くなります。